体験談

フラワーセラピー会員、導入施設の担当者、セラピーを受けた方々、それぞれの声を集めてみました。

子育て後の「自分探し」で、新たな世界が

フラワーセラピー会員
東京地区・50代・フラワーセラピー歴6年

子育てが一段落して、人の役に立つことがしたくなり、フラワーセラピーと出合いました。「自分を変えたい」という欲求もありましたね。心理学や色彩などの勉強が面白く、夢中で学びました。
2年目からボランティア活動を始めました。最初は消極的だった方が、作品を仕上げて、嬉しそうにしている姿には感激しました。みなさん、作品を作る能力を持っている。私自身が褒め上手なのでなく、本当に感心するので言葉や態度に出るのだと思います。
日常生活でも積極的になり、友人には「同じ人とは思えない」とまで言われます(笑)。行政から講師を依頼されたりとチャンスも広がって。夫や娘は「お母さん楽しそう」と思ってくれているようです。

学びながら、積極的にボランティアに参加

埼玉地区・50代・フラワーセラピー歴3年

50歳を過ぎ、新しいことを始めたくて「フラワーボランティア養成講座」を受講。初級を修了してからは月1回のペースでボランティアに参加しながら中級、専門へと進み、修了しました。
それぞれの人生を歩んで来た方々とのわずか1時間の交流なので、時間、空間を一緒に楽しみながら一つの形にしていく(お手伝いに徹するように)、自分自身の心と体を十分に整えておくことも心がけています。「最近、ますます元気だね」と声をかけられるのも、多くの方に刺激され、また花からパワーをいただいているからだと感じます。
人生の後年期を「好年期」にする活動の場として、身近な場所からフラワーセラピーの輪が広がるといいな、と思うとともに、パワーのお返しもしていきたいです。

脳を刺激し、認知症の予防や改善ケアにも

導入施設担当者
介護老人保健施設(兵庫県) 看護長 様

施設を利用する高齢者の方にフラワーセラピーを案内して10年以上になります。当初はフラワーセラピーがなぜこんなに笑顔を作り出せるのかと驚いたものです。
しかし認知症ケアを続け様々な最新の予防や治療を学ぶうちに、楽しく脳を刺激する「脳トレ」ブームともぴったり合ったフラワーセラピーは「素敵な笑顔を作る」だけでなく「認知症の予防や改善ケアになる」ということも分かりました。

入居者の、生き生きした姿に感激

導入施設担当者
特別養護老人ホーム(福岡県) ご担当 様

入居とショートステイを扱う高齢者施設です。開業の2004年より2カ月に1回ずつ、アクティビティの一つにフラワーセラピーを取り入れており、好評をいただいています。
普段は口数の少ない方が見事に個性あふれる作品を完成させ「できました!」と作品について語るときの生き生きした姿、また作業のときの集中力には毎回驚き、感激しています。

不安の中で、花に心を癒されるひととき

導入施設担当者
母子生活支援施設(神奈川県) 施設長 様

当施設に入居している方の多くは、DVや虐待で傷つけられたお母さんと子どもです。不安と隣り合わせの日々の中でのフラワーセラピーには「とても癒され、心落ち着きます」という感想が多く寄せられました。子どもたちは、大人が思いつかないアイデアを出し、個性のある作品ができあがりました。考え、作ることで自信を身につけることもできました。
丁寧で受容してくださる穏やかな雰囲気に包まれ、きれいなお花を用いての時間は、かけがえのないものだと感じています。

※ 写真中の人物と文書は関係ありません。